ヘルモアの歴史

ヘルモアの歴史 ロイヤル・ハワイアン・センターは、かつてヘルモアと呼ばれたハワイ王朝ゆかりの土地に建っています。ここに古代ハワイのクプナ(祖先)から伝わるヘルモアの物語をご紹介します。

16世紀、オアフ島の酋長マイリクカヒは、政治の拠点をオアフ島中部から、水が豊富で農業に適した土地ワイキキへと移しました。ワイキキをハワイ王朝の首都としたマイリクカヒは、オアフ島にその後数十年に及ぶ平和と繁栄をもたらします。

マイリクカヒの後、6代目の酋長カクヒヘヴァの前にある日、カアウヘレモアという雄鶏の神が現れます。パロロの丘の上からワイキキに降り立ったこの鶏は、カクヒヘヴァに挑戦するかのように激しく地面を引っ掻くと、突然彼の目の前から姿を消しました。ハワイ語で「鶏が引っかいた足跡」という意味のヘルモアという地名は、この伝説に由来しています。その足跡に植えられたニウ(ヤシ)の木がのちに1万本のヤシ林にまで育ったと言われています。

1795年、カメハメハ大王1世はオアフ統一後、ヘルモアのヤシ林の中にクイヘラニという名の家を建てました。このカメハメハの住まいは、カヒリ(ハワイ王朝シンボルの羽飾りの旗)を思わせるようなヤシの木々に守られていました。1880年代に入り、カメハメハ大王の曾孫のバーニース・パウアヒ・ビショップ王女がこの土地を相続します。

ヘルモアは現在、ロイヤル・ハワイアン・センターが建っている場所です。センターのB館 1階にあるヘルモアハレ&ゲストサービスでは、ヘルモアやネイティブハワイアンの歴史を 紹介しています。

painting of a Hawaiian landscape with people working in the forground
ネイティブハワイアンの画家ソロモン・エノス氏による15世紀のオアフ島の酋長、マイリクカヒを描いた壁画。酋長の家族と農業専従者、土地の管理者や偉大なリーダーが描かれています。
painting of a beach scene with several people
オアフ島の酋長カクヒヘヴァとカアウヘレモアという雄鶏の神が遭遇する場面を描いたソロモン・エノスの壁画。センターに展示されています。この鶏が地面に残した足跡に植えたニウ(ヤシ)の木がのちに1万本のヤシ林にまで育ったと言われています。ハワイ語で「鶏が引っかいた足跡」という意味のヘルモアという地名は、この伝説に由来しています。